蜂に刺されたという被害は毎年後を絶ちません。
お庭のお手入れ、ベランダの掃除、野外での行動中等刺されるケースは様々です。
刺された時は焦らず冷静に対処することが先決です。
①もし刺された場合はその場から離れてください。
②刺された患部から毒を吸い出してください。
(口内に傷口等がある場合はお止めください)
③患部を冷水で流し、よく冷やします。
赤く腫れ上がるので氷等を患部に当てておくと良いです。
抗ヒスタミン軟膏やステロイド剤などがあれば効果的です。
④蜂の中にはスズメバチなど一部毒性の強い種類もいますので被害に遭ったら早急にお近くの皮膚科にて診察をお勧めします。
アナフィラキシーショック
毒のアレルギー反応により身体が過剰に反応し、呼吸困難や血圧が下がり死亡する危険がある。
死亡例の多くは刺されてから一時間以内が多い。
発汗、吐き気、頭痛、蕁麻疹が起きた場合
アナフィラキシー反応を起こしている可能性がありますので速やかに救急車を呼ぶ等、医療機関の受診が必要になります。
あまり身体を動かさず仰向けの状態で足を上げるなど血圧が下がるのを防ぐ体勢をとってください。
〈吐き気、嘔吐、意識が朦朧とする場合〉
吐物を喉に詰まらせたり舌が軌道を狭くし呼吸困難を起こす可能性があるため横向きで寝かすのが得策です。
毎年全国で被害例が多く、死亡する被害例も少なくはありません。
上記は応急処置ですので刺された時は医療機関での受診をお勧めします。